はじめに:WENA3の魔改造してみました。愛用の腕時計OMEGA Constellationと合体させてみました。なかなかの一体感が出せたと思うので紹介します。腕時計自体のバンド調節方法の参考にもなると思います。
▼ まずは完成形です。WENA3はラバーバンドタイプです。
WENA3はラバーバンドタイプです。ROLEX/ロレックスやspeedmaster/スピードマスターのバンドに合わせられるのも売ってるんですね。流石にコンステレーションとの組み合わせは売って無かったです。
今は売ってない薄型小型のボーイズサイズのコンステレーション
約20年前に購入し一度もオーバーホールせず元気に動いています。今はもう売ってない小型のボーイズサイズです。バックル部のバンド幅が18mmなのでWENA3のバンド固定部とピッタリ合います。
まずはコンステレーションのバンドのコマを外す
バンド調整用のピン外しの長さは10mmあると扱いやすいです。アマゾンや楽天でも長いピンのあまり見かけませんでした。確かBICカメラの店頭で買いました。長さが足りなくてピンが全て押し出せない場合は、反対側からペンチで引き抜いてください。
バンド裏側に矢印が書かれています。バンド側面からバンド軸部の中にあるピンを、矢印の方向へ押し出します。
バンド軸部の体裁をカバーする断面がC型のチューブを引き抜きます。このC型チューブがコンステレーションのバンド独特な見た目に効いています。
C型チューブの内側にある筒を抜きます。この筒は後からWENA3との接続用に使うのでバンドから外しておきます。
手持ちのジャンク時計から丁度よいバンドのコマを探す
たまたま家にあった古い時計のコマが使えそうでした。幅を合わせるために両側を削っています。用いるコマはソリッドな物だと幅とピン穴の調整が難しいので、中空タイプの物が好ましいです。
コンステレーションのバンドとジャンク時計のバンドを合体する
先程外した筒をジャンク時計のコマの中空部分に通し、コンステレーションのバンドからピンを通して固定します。ジャンク時計のコマの中で筒部品の位置が動くので、調整しながらピンを入れてください。
WENA3のバンド固定部とスペーサを挟んでバネ棒で接続する
WENA3バンド固定部の幅が18mm、一方ジャンク時計のコマの幅が10mmと狭いので、このままだとWENA3のバンド固定部で左右に動いてしまいます。
そこでその隙間を埋めるのに丁度嵌る六角ナットをスペーサー代わりにしました。厚み(軸方向の隙間)の関係から金属タイプと透明プラタイプの2種類を組み合わせています。金属2枚づつだとゆるい、3枚づつは入らなかったです。あとプラナットの方が外形が大きいので金属ナットが直接手に当たらない様にもなってます。
※金属アレルギーが気になる方はニッケルメッキなどの処理がされた金属の六角ナットは使用しないでください。
完成
仕上がりには大変満足しています。時計サイズが小さくて薄いのでWENA3の方が存在感出てしまっているのはご愛嬌です。WENA3両サイドのバンド固定ブロックが黒いので目立ちます。いつかヤスリで塗装を落としつつ、コンステレーションに合ったヘアライン加工にチャレンジしてみたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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