こんにちは、PixelWatchなどのWearOSスマートウォッチを使っていて、通知を見ようとしてアニメーションがうっとうしい時、ありませんか?今日はWearOSスマートウォッチのアニメーションを高速にしてサクサク動作にする方法を説明します。
開発者オプションの設定
開発者オプションのウィンドウアニメスケール、トランジッションアニメスケール、Animator再生時間スケールについて説明します。これらの設定は、スマートウォッチのアニメーションの速度や流れを変更することができます。設定方法や効果について見ていきましょう。
まず、設定方法です。スマートウォッチの設定画面から「開発者向けオプション」を選択します。このオプションは、デフォルトでは非表示になっているので、表示させるには、「システム」→「端末情報」→「ビルド番号」を7回タップする必要があります。タップすると、「開発者モードが有効になりました」というメッセージが表示されます。その後、設定画面の1番下に表示される「開発者向けオプション」を開くと、下の方に3つの設定項目が見つかります。
※開発者オプションはアプリ開発者がデバッグする様のメニューです。時計をリセットしないと消せないので、有効化の際は自己責任でお願いします。
Animator再生時間スケール
Animator再生時間スケール:この設定は、スマートウォッチの画面上で動くオブジェクトや文字などのアニメーションの速度を変更します。デフォルトでは1xになっていますが、0.5xや2xなどに変更することができます。0.5xにするとアニメーションが速くなり、2xにするとアニメーションが遅くなります。通知表示でタイトルが表示されてから、通知内容が表示されるまでの時間が長いと感じる人はオフにしておくと、待たされる事なく通知内容が表示されます。
ウィンドウアニメスケール
この設定は、スマートウォッチの画面上でウィンドウが開くときや閉じるときのアニメーションの速度を変更します。デフォルトでは1xになっていますが、0.5xや2xなどに変更することができます。0.5xにするとアニメーションが速くなり、2xにするとアニメーションが遅くなります。アプリ一覧へ移動したり、アプリを開いた時の起動時間が長いと感じる人はオフにしておくと、待たされる事なくアプリが開きます。
トランジッションアニメスケール
この設定は、スマートウォッチの画面上でアプリや画面が切り替わるときのアニメーションの速度を変更します。デフォルトでは1xになっていますが、0.5xや2xなどに変更することができます。0.5xにするとアニメーションが速くなり、2xにするとアニメーションが遅くなります。ジワっと移る画面の切り替わりが遅いと感じる人はオフにすると、シャキっと画面が切り替わります。
まとめ
3の設定項目は個々の動作の区別が分かりにくいので、いずれもオフにしておく事をお勧めします。筆者も3つの項目全てオフにして使用しています。
これらの設定を変更することで、スマートウォッチの操作感や見た目を自分好みにカスタマイズすることができます。ただし、あまりにも速すぎたり遅すぎたりすると、操作性や視認性に悪影響を与える可能性もありますので、注意してください。
以上がWearOSで使えるスマートウォッチのウィンドウアニメスケール、トランジッションアニメスケール、Animator再生時間スケールの動作説明でした。スマートウォッチのアニメーションを変更して、快適な操作を楽しんでください。
動画
▼動画でも設定方法を説明していますので、よろしかったら是非ご覧ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。