スマートウォッチの使用用途は人それぞれ重点ポイントが違うと思います。筆者が重視するのは睡眠計測。眠りが浅く夜中に覚醒してしまう筆者は、スマートウォッチの睡眠計測値を見て快眠度のバロメータにしています。WearOSを代表する2機種で睡眠計測はどっちが良いか実測して比較した結論は、、、
比較標準機
2機種だけの比較だとどちらが正確か判らないので筆者はGoogleNestHubのレーダー方式の睡眠測定をベンチマーク機にしています。詳細はこちらの記事を参照ください。▼
計測条件
GalaxyWatch4Classic42mm(以後GalaxyWatch)を左手に装着(いつも嵌めてる手)し、Pixel Watch(初代 以後PixelWatch)を右手に(利き手)に装着して普通に就寝します。5日分のデータを並べました。
計測値と傾向
・睡眠時間が5時間程度と短い時にGalaxy Watchはより短い測定時間となった。
・睡眠時間が6時間前後と通常程度の時にPixel Watchはより長い測定時間となった。
・9時間程度の長時間睡眠時は同じ程度だった。
▼こちらが測定結果です。
睡眠波形
GoogleNestHubとGalaxy Watch、Pixel Watchの睡眠波形を並べてみます。
2/22(木)の長時間睡眠できた日の結果です。Galaxy Watchは比較的「睡眠していない」という測定傾向を示します。▼
2/24(土)の測定結果です。Pixel Watchは比較的「睡眠している」という測定傾向を示しています。▼
その他使い勝手
その他の使い勝手として、明け方4時くらいに目覚めた時、自分がどのくらい睡眠できたかチラッとスマートウォッチを見た時にその時点までの睡眠時間をすぐ示してくれる方がありがたいです。
・Galaxy Watchはその時点までのトータル睡眠時間をすぐに示してくれます。
・Pixel Watchはその時点までのトータル睡眠時間をすぐに示してくれません。恐らく測定解析のアルゴリズムが、その時点の暫く後の挙動を勘案して測定結果を出すようになっているのでしょう。完全に朝起床した後も測定結果が完全に反映されるまでに体感的に2-30分かかります。
まとめ
2機種の比較において筆者の独自判定は五分五分の引き分けでした。
・GalaxyWatchは夜中の覚醒時にそれまでの睡眠時間を即表示してくれるのは良い。しかし5時間以下の睡眠時に、より短い測定結果を示されると少し不本意でした。
・PixelWatchの睡眠時間が長く測定される傾向は、自分にとっては「寝れた」という安心感につながる一方、実態より長く測定されている(のだとしたら)それは求める結果ではありませんでした。また夜中の覚醒時にその時点までのトータル睡眠時間を即表示してくれないのも、あとどのくらい目を瞑っていようかの指標にならずに困りました。
この比較はあくまでも筆者の測定環境と条件において、主観的に比較したものです。スマートウォッチは医療機器ではありませんから、どちらもこの程度測定できていれば十分という考え方もできます。また比較する事も少ないでしょう。どちらの機種も、それだけを使っている分には比較対象が無いので傾向を把握する分には何ら支障は無いでしょう。恐らく筆者の睡眠計測に対する拘りが強すぎるのでしょう(笑)
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。スマートウォッチ選びの参考になれば幸いです。