サマリー:2022年7月、もともとの法務知識ゼロからビジネス実務法務3級を取得できたので、体験記を寄稿します。市販のテキストを1周りすればギリ合格ライン狙えて、2周りすれば高得点で確実に合格できる、というのが個人的な印象です。
きっかけ
2021年11月に業務上のスキルアップに良い資格が無いかなとネット検索していたところ、業務だけでなく日常生活にも役立つ法務知識が得られるということでビジネス実務法務3級に目が止まりました。
独学で合格率70%という触れ込みにも「やればできるだろう」という気持ちになれました。
たまたま検索して最初に出てきた。SHOEISHA翔泳社さんの「テキストいらずの問題集2021」を購入しました。ところが2021年の試験は申し込みが終了してしまっていたため、受験は2022へ持ち越しとして焦らずに勉強しました。
勉強方法 参考書の独学で十分
1冊で設問が100問ほどあるので1日5問解いて20日で終わらせる目標を設定しました。先に設問を解いてからその解説を把握するといった流れです。最初は殆ど正解ゼロでした。出来なかった問題の解説をよく読めば、同じ系列の問題が問い方を変えて何度も繰り返し出てくるので徐々に正解できる様になります。
2021年版を一周り終えるまでに途中サボった日もあったので、年末までかけて1ヶ月半くらいかけました。今考えるとその時点で試験を受けても合格ラインの70点(100点満点中)はギリギリ取れたと思います。
▼2022年になって5月に2022年版を購入、7月2日の試験を申し込みし、1日2ページというスローペースで2周目の勉強をしました。試験を終えた今思うとネット(IBT方式)に対応した試験方式に合わせた2022年版をやり直して良かったです。2022年版テキストから巻末の模擬試験がIBT方式で増えた2択問題に対応していました。
法務教科書 ビジネス実務法務検定試験(R)3級 テキストいらずの問題集 2022年版 (EXAMPRESS) [ 菅谷 貴子 ] 価格:1,870円 |
受験は自宅からパソコンで可能
5月末に申し込み開始されたら、すぐ7月2日受験を設定しました。自宅からのIBT方式(Internet Base Testing)を選択しました。CBT方式(Computer Base Testing)は試験会場へ出向いて、会場に用意された個人のパソコンブースで試験するという方式です。
試験の受付開始されたらパソコンのカメラとマイクで試験前に試験官の方と会話し、部屋の様子を360度カメラでチェック受けます。チェック後に試験開始なので焦る必要はありません。
机の上はパソコンとマウスだけ、受験画面上にカウントダウンタイマーが出てくるので時計も卓上への設置は禁止されました。部屋に外部から人が入ってきたら失格です。家族にも協力してもらいましょう。飲食禁止、トイレも失格です。(これらの詳細は事前に説明資料がメールで送られてくるのでそれを参照すれば問題ないです)
またカンニングを疑われない様にエアコンの操作もしない方が良いでしょう。
結果は終了後の画面で確認可能
途中で試験終了ボタンも押せますが、私は90分の制限時間一杯かけて見直ししました。個々の問題画面と一覧画面を行き来できます。一覧画面では未回答の問題も判る様になっています。
そして時間が来ると自動的に試験終了し、「結果」というボタンを押すとすぐに転送と合否が判りました。
感想
とにかく合格できて嬉しかったです。業務上だけでなく、賃貸契約、金銭貸借、クーリングオフ制度など、日頃の生活にも役立つ内容だったのが尚よかったです。この勢いで秋に2級も受けてみようと考えています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
2022/10/25追記:2級も合格できました▼